桜之本丸

山城国のとある本丸。ここで起きる日常と戦いの日々を記録します。

2020年10月26日

六年目之章 軽装予告


軽装







審神者「水心子、これ買ったーげるね、買ったーげるね! 買ったーげるから……」







手入部屋




審神者「元気出してね!」

水心子「わかったから……、静かにしてくれ……。 だいぶ直ったとはいえ負傷中だ」

獅子王「はぁー……今朝は酷くやられちまったぜ……。
やっぱもうちょい力つけねーとなぁ……ッ、てて……」

審神者「ごめんね、貴方たちがあまりにも危な気なく戦ってくれるから私もちょっと油断してたかも。
頑張ってくれてありがとう、獅子王。 水心子も」

水心子「……元はと言えば私が崩されたのが原因だ。 下手な慰めはやめてくれ」

燭台切「この子は仲間に心にもないことは言わない子だよ。
ふざけてならたまに言うけど……、でもこういう真面目な時には言わない。
水心子くんがまだ極前にもかかわらず、僕らについて来ようと頑張っているのを感謝している気持は本当だと思うよ」

長谷部「ここまでやられた挙句、自分のせいで部隊に大打撃を与えたとあっては主に顔向けできなくて当然だがな。
しかし、それは主の心遣いを無下にしていい理由にはならないぞ」

水心子「無下になど……」

長谷部「しているだろう。 素直に礼の一つも言えんのか」

審神者「別にお礼なんていいよ。 貴方たちに感謝しているのは私の方。
「ありがとう」って言葉は言いたいと思った時に言ってくれればいいの。
心のこもらない定型文で感謝の言葉を使わないで、ちゃんと自分の心がそれを言いたいと思った時に言って、ね?
場の状況に合わせて決まり文句みたいに「ありがとう」を言われると、私はその人の感謝の心を信じられなくなる。
……なんとなくわかるんだ、喜んでいないのに「ありがとう」って言われた時や、逆に「ありがとう」って言葉がなくてもその言葉を忘れるぐらいに喜んでもらえた時、相手の反応を見ればそれが大体わかる。
前者の反応と後者の反応、どちらが嬉しいかと聞かれたら私は後者が良い。
仮に喜んでいることが顔に出ない人がいたとして、そういう人が自分の気持ちを伝えたいために紡いだ感謝の言葉を信じるためにも、私は必ずありがとうを言わなきゃいけなくて、その一言がないだけで簡単に相手を蔑む世の中に合わせたくはない。
…だから水心子も、「ありがとう」って無理に使わないで。 長谷部もだよー?」

長谷部「ご心配なく。 俺は常に主への感謝の心で満ちていますので」

審神者「くす、そうだね。
長谷部は私のこと沢山想ってくれてるもんね。 貴方の心は他の誰よりも信じられるよ、ありがとう」

水心子「………………」

審神者「それじゃあ私はそろそろ行くね。
山伏たちと短刀多めで新橋周回するから、怪我人は出ないはず。
こっちのことは気にしないで、たまには修理がてらゆっくり休んで。 それじゃ」

水心子「ぁ……、………………」

獅子王「思うところがあるなら今じゃなくてもいいだろ。
主もそう言ってたことだしさ。 今日はゆっくり傷を直そうぜ、お互いにな」








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索引

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目次


審神者

 桜之姫

審神者:桜之姫
初期刀:歌仙兼定
初鍛刀:秋田藤四郎

本拠:山城国
就任日:2015年8月15日





説明

◆刀剣男士について◆
桜之本丸の刀剣男士は付喪神となった自身の心と共鳴可能な依代の刀を審神者が励起することにより顕現しております。 持ち主である審神者の霊力(心を想起する力)が原動力のため、多かれ少なかれ審神者の影響を受け、それが個性となって表れています。 審神者の影響や本丸で過ごした個々の経験、思い出に基づき、趣味嗜好理論など他の本丸の刀剣男士とは異なる彼ら独自の価値観をそれぞれが持っていることをご理解下さい。 刀剣乱舞をご存知ではないお客様におかれましては、今後、審神者として就任することがありましたら、私の刀剣男士に囚われず、あなた様の目と心が映し出した刀剣男士を顕現させて頂けたら幸いです。

◆桜之本丸の独自アイテム◆
・霊鏡
出陣中、審神者と刀剣男士との通信機としての機能が主な役割。令和・平成の時代で審神者がスマホから連絡を入れる際もこの霊鏡に繋がる。 本丸に数枚しかない為、基本的に近侍と第一部隊長が必ず一枚所持。 基本は審神者部屋に一枚、手入部屋に一枚、鍛刀部屋に一枚置かれているが誰かが持ち出すこともある。 通信以外にも、時の政府への情報の送受信や戦闘データを解析しての誉の算出、戦場での地図確認、部隊の結成や刀剣男士の状態確認からスクリーンショットの撮影まで幅広い機能が搭載されている。便利なタブレットのようなものと考えてもらえれば問題ない。

©Nitroplus

三振り目

藤薙
三振り目の骨喰藤四郎。
名の由来は藤四郎と彼に似合う藤の花、そして元薙刀の薙刀直しを合わせて「藤薙(ふじなぎ)」。 グランブルーファンタジー~蒼天のえにし~で審神者が獲得した骨喰藤四郎の心を本丸で鍛刀した骨喰の依代を使い顕現させている。 顕現したばかりの頃、一振り目の骨喰に世話になった縁で彼とは仲良し。 憧れと尊敬の念を抱く一方で悪いところは自分の反面教師にしている。 その為か一振り目よりも精神的に大人で安定している面が目立つ。 しかし、それは一振り目がいてくれるからこそであり、自分が特別強いわけでも一振り目より優位だとも感じていない。 良い面も悪い面も、全部を含めて骨喰のことを理解し、同じ骨喰藤四郎だからこそ他者では理解できない部分まで正確に彼の心を把握している、そしてそれは自分に対する理解にも繋がり、それが己の弱さと戦う力になっている。 だからこそ彼は他の誰よりも、自分の弱さに呑まれそうな一振り目の骨喰藤四郎に幸せになってほしいと願っている。

紫電
三振り目の鯰尾藤四郎。
名の由来は「紫電一閃」「紫電清霜」という意味を込めて「紫電(しでん)」。 悩んだ末に引換所で交換した。初期刀以外で審神者がはじめて、そして唯一自分の意志で選び、手に入れた刀。 自身に宿るその意味を大事に、選ばれた刀として審神者を助けたいが、審神者が求める鯰尾藤四郎が自分ではなく一振り目だという矛盾に苦心している。 修行の果てに豊臣秀頼の自刃に使われたとされる説を自身の記憶として取り戻した。 極になっても気心知れない者に対しては相変わらず敬語と敬称を使って接し中々心を開かない。明るさの裏側で悩みも多いようだが、自分の今を精一杯生きるため日々頑張っている。同じ日に顕現した静形は彼の一番の仲良し。


二振り目

宗近
二振り目の三日月宗近。
蛍丸捜索時代に厚樫山で発見。
鶴永、国重と共に長い間、保管されていた。
二度刀解されたが、三度本丸に訪れたことにより顕現を許された

鶴永
二振り目の鶴丸国永。
蛍丸捜索時代に厚樫山で宗近のすぐ後に発見。
宗近、国重と共に長い間、保管されていた。

国重
二振り目のへし切長谷部。
名の由来は刀工の長谷部国重。
池田屋一階の最初のマスで入手したことにより、刀解されずに宗近、鶴永と共に保管されたていた。

骨噛
二振り目の骨喰藤四郎。
名の由来は骨喰の別名、骨噛み。
菖蒲と共に鍛刀された。

菖蒲
二振り目の鯰尾藤四郎。
名の由来は鯰尾造と似た菖蒲造。
骨噛と共に鍛刀された。

阿蘇蛍
二振り目の蛍丸。
名の由来は蛍丸があったと言われる阿蘇神社。
宗近(三度目)と共に厚樫山で発見。


映像記録

映像之記録

本丸での活動記録など
youtubeにて動画公開中。

舞桜