審神者「10時頃になったらお買い物行こうかな……。 何か食べたいものある?」
鯰尾「え? うーん……夜は危ないから行かないでほしいなぁ……。
涼しくなってきたんだから昼間に行けばいいのに」
審神者「だって夜の方が値引きされていてお得だし、人も少ないから買い物しやすいんだもん。
……大丈夫。 そんなに遠くないし、心配しなくてもすぐに帰ってくるよ」
鯰尾「それ死亡フラグー」
骨喰「兄弟は心配性だな。 気持ちはわかるが」
鯰尾「俺たちも一緒について行けたらいいのにね。 そしたら主が肩に痣つくることもなくなる」
審神者「男性に自分の荷物を持たせる趣味はないです……。 寧ろ私が持ってあげたい」
鯰尾「主は荷物じゃなくて俺たちを持っていればいーの!」
骨喰「そういう時は遠慮されるよりも頼られた方が嬉しい。
それに、あんたじゃ力がないから頼む方が心配だ」
審神者「それを言ったら私だってもっと大きな子ならまだしも、貴方たちに荷物持たせるのは忍びないよ」
鯰尾「え? 俺たちそんな非力に見られていたの……?」
骨喰「心外だな」
審神者「だって薙刀とかならまだしもさぁ……」
骨喰「俺たちだって元は薙刀」
鯰尾「そーだ、そーだ。 俺も兄弟も静形の薙刀だぞー」
審神者「それ昔の話だよね?」
骨喰「それでも力はあんたよりも遥かにある」
審神者「……まあ、骨喰は脇差の中でも打撃高いからまだ信用できるけど」
鯰尾「(じぃー)」
審神者「………………」
鯰尾「(にこにこ)」
(審´・ω・)………
鯰尾「俺は?」
審神者「…………
非力そう。 うにゅうー!?」
鯰尾「ほら。 俺は非力なんだろ? だったら抜け出してみろよ、ほらッ!」
審神者「にゃー! にゃー、にゃー、にゃーっ!」
鯰尾「どうしたの主ー? 早く抜け出さないと、俺何するかわからないよー?」
審神者「やー! 助けて、骨喰ー!」
骨喰「俺も非力扱いされたからな。 どうしよう」
審神者「うー! 非力じゃないです、非力じゃないです! 骨喰は非力じゃないですっ!」
鯰尾「兄弟“は”?」
審神者「いや…えっと……あの……ね? えっへへ!」
鯰尾「笑って誤魔化すなー! もうこうなったら実力行使だ!
主が悪いんだから文句言うなよ? ……覚悟しろ!」
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