青野原の記憶 阿弥陀ヶ峰 敵本陣

亀甲「君も頑張ったけれど、それもここまでだ。 痛みを知れ!」

蜂須賀「終わった……か」
骨喰「まだ息のある敵はいないな。
討ち漏らして逃がした敵もいないな」
加州「お前、この残骸見て生きてるように見えるの?」
骨喰「…………三成は?」
長谷部「大丈夫だ。ほら、あそこを見ろ」
骨喰「……良かった」
太郎太刀「辺りを少し騒がせましたが、なんとか大筋の歴史は守れましたね」
加州「だけどあの人、このあと結局死んじゃうんだよなー」
蜂須賀「それでも彼の歴史は守れた。その事にはきっと意味がある」
加州「……信じた守りたいものの為に忠義を尽くして、その果てに死ぬ。
そういう生き方ってどうなんだろうね」
亀甲「いいんじゃないのかな。それで本人が満足できるなら」
加州「じゃあ満足できずに未練を残して無念に死んだ人間はどうなんだよ」
亀甲「それでもその人間は自分の信念に従って行動と選択を続けたんだろう?
自らがそれを否定して、他人にもそれを否定されたら、その人の人生はとても悲しいと思わないかい?
ぼくはね、ぼくらのような付喪神や後世の人間が「君はよく頑張った」と認めてあげることが人間が抱いた後悔や未練への弔いになると考えている。
だからその頑張りを歪めて否定しようとする時間遡行軍がぼくは大嫌いだ。
彼らの刃はいつも自分本位で愛がない」
加州「……あんたって主がいないと真面目なのな」
亀甲「やだな、加州くん。ご主人様の前でもぼくはいつでも真面目だよ?」
審神者『あの態度で真面目だから困るんだよ』
骨喰「主殿。すまない。連絡が遅くなった」
審神者『うぅん、大丈夫。みんなお疲れ様。
だいぶ派手にやってたけど、怪我って感じの怪我人がいなくて何より。
長谷部、刀装ないのに頑張ってくれてありがとう。
刀装被害はだいぶ出たけど、新橋にはじめて行った時よりもずっとマシな感じだね。
ここはもう大丈夫だから、こっちに戻ってきて』
骨喰「ああ。わかった。みんなを連れてすぐに戻る。
少しだけ待っていてくれ」

審神者「ふぅー……。
これでなんとか一件落着」
鯰尾「だけどまだ調べていない場所もあるし、今後敵がここを集中的に狙ってくるならまだまだこの時間軸は守る必要がありそう」
審神者「そうねぇ……。
道中の敵は弱いけど、本陣はそこそこ強い。
しかもいつもの強さとはまた違った強さだ。
んー……どうやって対処しようかなぁ…刀装被害って痛いんだよなぁ…」
紫電「大太刀をもっと鍛えたらいいんじゃない?」
審神者「どうして?」
紫電「刀装は壊れるけど敵の攻撃はそこまで痛くない。
打刀でも機動負けしたり一撃で倒せないなら先制しての殲滅はできない。
なら、遅くても範囲と打撃力のある大太刀で一掃した方が被害は少ないかも。
太郎太刀さんが51Lvでここまで動けてるんだからもっとレベルが上がれば今のよりも良い動きができるだろうし、そこに次郎太刀さんも加われば格段に殲滅力が上がって早く敵を減らせるはず」
審神者「……なるほどね、確かにその可能性はあるかも」
紫電「ただやっぱり道中の遠戦は地味に厄介だから、打刀も大事。
……………………あの、なんですか?」
鯰尾「ちゃんと主にアドバイスできて偉いなって思ったから撫でてるんだけど?
って、うわっ、なんだよ」
紫電「ごめんなさい。ムカつくから殴りました」
鯰尾「ははっ。俺って可愛くねぇー」
審神者「鯰尾も紫電も可愛いよ。
さ、みんなも戻ってくるし、そろそろ帰り支度をしよう。
二人とも、手伝ってね」
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